曽於市森林組合

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  • 森林整備
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  • 加工

森林整備の現状と課題

森林整備の現状と課題

曽於市は、鹿児島県の東部を形成する大隅半島の北部に位置し宮崎県都城市、志布志市、霧島市、鹿屋市、曽於郡大崎町に界をなしています。 曽於市の総土地面積は、39,039haで、森林面積は23,076haとなっており、総土地面積の59%を占めています。
また、森林面積のうち民有林は19,392haで森林面積の84%を占めています。
その中におけるスギ・ヒノキを主体とした人工林面積は15,037haで、人工林率78%であり、県内有数の林業地域を形成しています。そのうち、40年生以下の保育及び主間伐を必要とする林分が7,795haと50%を占め、今後も保育、主間伐を適切に実施し、森林整備を進めていくことが必要となっています。
本市の地勢についてみると、北部地域は、大淀川支流域に開け、都城盆地の一角をなしています。

現在の林業を取り巻く情勢は、木材需要の増大及び主伐の増加傾向がみられます。そうした中で、林地に未利用材が散乱し植栽できなかったり、再造林放棄地が発生して問題になっています。また、山元買い取り価格の不透明さや盗伐・誤伐の問題が挙げられます。
こうした状況の中で、今後はしっかりとした林地調査を行った上で、素材生産体制を強化しながら再造林を推し進めていきます。そして本来、森林の持つ水源のかん養、土地の流出破壊防止及び生活環境の保全等の公益的機能の重要性を、益々高めていきます。その中で、森林所有者及び地域住民の意向を踏まえ、森林の持つそれぞれの機能すなわち、「水土保全林」、「森林と人との共生林」、「資源の環境利用林」の区分を明確にし、区分ごとに適正な森林施業を進めていき、多様な森林資源の整備を図っていきます。

組織の概要

設立年月日
  • 平成17年7月1日 旧末吉町森林組合と旧財部町森林組合が合併し曽於市森林組合を設立
  • 平成20年7月1日 曽於市森林組合と旧大隅町森林組合と合併
地区内森林面積 19,392ha (組合員所有面積 12,489ha)
組合員数 7,443人
出資金総額 190,453千円
役員数 理事9人,監事3人
職員数 27人 (総務課,業務課,共販課,財部支所,大隅支所)
従業員数 70人(共販・加工・林産・造林等)

事業所所在地

本所 曽於市末吉町南之郷77番地3
TEL:(0986)-76-0066  FAX:(0986)-76-1305
E-MAIL:soshimori@soshimori.com
財部支所 曽於市財部町南俣2311番地
TEL:(0986)-72-2004  FAX:(0986)-72-2005
大隅支所 曽於市大隅町中之内8607番地
TEL:(099)-482-0412  FAX:(099)-482-2534
木材流通センター 曽於市財部町南俣2311番地
TEL:(0986)-36-6111  FAX:(0986)-72-2005
木材加工開発センター 曽於市大隅町中之内8607番地
TEL:(099)-482-0412  FAX:(099)-482-2534

森林整備事業

何十年前から受け継がれてきた大切な森林を森林所有者様にかわって山の手入れ(森林整備)全般を行っています。持続可能な森林経営の基礎を作る為に、これまで培ってきた山仕事のノウハウを駆使し、「補助事業」等を利用しながら、GIS(地理情報システム)で正確な地籍情報を確認しながら植林から下刈、間伐等の森林を「育てる」保育作業を中心に適正な管理に努めています。また、間伐事業については、森林経営計画を樹立し、集約化を図り効率的な集約化施業を進めています。

  • GIS(地理情報システム)
    GIS(地理情報システム)
  • 植林後2~3年
    植林後2~3年
  • 下刈り作業
    下刈り作業
  • 間伐作業
    間伐作業

資源の循環利用

山林のお手入れのご相談等がございましたら、丁寧に対応させていただいておりますので、まずは一度ご気軽にご連絡下さい。

曽於市森林組合 業務課
TEL(0986)-76-0066 FAX(0986)-76-1305

林産事業

下刈や間伐作業等の山の手入れを経て木材として利用できる森林に成長すると、これまでの「育てる」時期から「収穫する」時期に入ります。当組合の林産班が、組合所有の高性能林業機械と呼ばれる専用機械を活用した効率的な伐採・搬出作業を進めていきます。そして、主伐により一般用材・薪・オガ粉の原料となる針葉樹や広葉樹の伐採等を経て、次の事業へと繋げていきます。また、伐採期にきている森林に対しては、「森林プラン書」といわれる見積りを 森林所有者様に提案致します。森林所有者様の森林を調査し、適正な「森林プラン書」を作成し主間伐の提案をすることにより,山林所有者様の所得の向上を図っております。

林産事業

山林の買取は無料見積もり等でご相談・対応させていただいておりますので、まずは一度ご気軽にご連絡下さい。

曽於市森林組合 業務課
TEL(0986)-76-0066 FAX(0986)-76-1305

販売事業

当組合の林産班が搬出した丸太を、用途毎に中間土場で仕分けし、一般用材を選別して販売いたします。他にも椎茸原木や薪材、おが粉の販売も行っています。あらゆる木材需要に対応する為に、様々な販路を通して適材を適所にお届けします。常に新たなる木材需要の創出に努めていきます。

  • 中間土場
    中間土場
  • D材バイオマス利用
    D材バイオマス利用
  • 海外輸出
    海外輸出
  • 広葉樹薪生産
    広葉樹薪生産
  • おが粉生産おが粉生産

一般用材・広葉樹の薪・おが粉の御入り用がございましたら、まずは一度ご気軽にご連絡下さい。

曽於市森林組合 業務課
TEL(0986)-76-0066 FAX(0986)-76-1305

木材流通センター

毎月10日と25日(土日祝日は変更有)に定例市を設けており、業者様の委託販売、当組合の買取林産の市売り販売を行っております。出材はオビスギ・メアサスギ等を中心に曽於市近郊を中心とした材を取り扱っており、取引業者様は、鹿児島県内や曽於市近郊、宮崎県南部の業者様を中心に取引されております。

所在地
  • 曽於市財部町南俣2311
設備
  • 選別機 1基(28種選別)
  • フォークリフト 3台(3.5t) 1台(4t)
  • グラップル 1台
  • 木材流通センター
  • 木材流通センター

最新相場表

出荷者様の原木丸太の入荷は随時受け入れております。お気軽にお問い合わせください。

曽於市森林組合 木材流通センター
TEL(0986)-36-6111 FAX(0986)-72-2005

加工事業

森林組合直営工場ならではの、山から切り出された原木丸太を製品に加工して販売する事で、低コストで、高品質な製品を安定して供給致しております。主にスギ材の製材を行っており、多種多様なお客さまニーズに答えられる様に準備しております。

加工事業
所在地
  • 曽於市大隅町中之内8607番地1
設備
  • CKSツインバンドソー 1台
  • CKSツインテーブル 1台
  • CKSクォードリップソー 1台
  • 選別機 1台
  • フォークリフト 5台

取扱商品

一般製材品(グリーン材)

樹種 等級 長さ 厚み
特一・一等上 3・4m 90 90
特一・一等上 3m 105 105
特一 3m 120 120
特一 4m 105 105
特一 4m 120 120
特一 3・4m 105・120 120~330
特一 3・4m 30・45 60~120

加工事業

当製材工場では上記サイズ以外の柱、梁、土台、垂木、間柱等、各種製品をご用意しております。無料見積もり等のご相談にも対応させていただいておりますので、まずは一度ご連絡下さい。

曽於市森林組合 木材加工開発センター
TEL(099)-482-0412 FAX(099)-482-0412